黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】
まあそんなコトは置いといて、
『イジメてきた人が誰か分かんないけど………どうやって呼び出すの?』
私が聞くと、
暁人はピシッと石化した。
あー、まさか
『考えてなかった……とか?』
私が言うと、コクリと頷く暁人。
馬鹿だ、と思ったが
言わない優しさ。
だが
「………役…立た…ず。」
尚哉くーん?
あ、飴溶けて無くなってきた。←(関係無し)
「うっ……!尚哉の言葉は痛いんや!棘なんや!」
「………。…だか、ら…?」
「優しい言葉を……。」
「……暁人、…M……違う?」
「まさか、尚哉ずっと、わいがMやと思っとったんか?
………。違うわーー!!」
あれ?
衝撃的事実発覚なんですけど。
尚哉って暁人がMだと思ってたの?
みんなも、そう思ったのか唖然としている。
かと思ったら
「暁人ってー。」
「Mじゃないんだー。」
「じゃあドMか。」
そっちの意味でビックリだったのか。
みんな暁人がMだと思ってたのか。
しかも龍、暁人がMからグレードアップしてる。