黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】
「Mじゃないでー!」
「ドMだろ?」
「えー。」
「むー。」
「………え、む。」
みんなはギャーギャーと暁人を弄ってる。
暁人に馬乗りしたり、殴ったり蹴ったり殴ったり……。
『ねぇ。画鋲とか入れてくるなら、朝早くに下足箱のところで待ち伏せしてたら良いんじゃない?』
ピタッと、みんなが動きを止めた。
そして私をジーッとガン見。
なんか悪いこと言ったかな、私。
とか、思ってたら
「使えるんちゃう?そのアイデア。」
『え?』
賛成らしい。