黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】
◆―おまけ2―◇
「九条さん!出て行くならどうして俺も連れて行ってくれなかったんスか!?」
『………ポチ。』
旅行二日目。
現在、私はポチになんか絡まれてます。
どうやら、私が昨夜、ポチに何も言わずに旅館から出て行ったことが気にくわなかったみたい。
「俺は九条さんの犬じゃないんスか!?だから「ポチ」って呼ぶんスよね!」
『なんでそうなった。』
ポチが犬みたいな性格だからですけど。
何、「九条さんの犬」って。
「……違うんスか?」
『激しく違う。』
じゃあ何なんスか?、と聞いてきたポチ。
『友達、でしょ?』
「え……。」
私の言葉にポチは口をポカンと開けて唖然とする。
「九条さん!出て行くならどうして俺も連れて行ってくれなかったんスか!?」
『………ポチ。』
旅行二日目。
現在、私はポチになんか絡まれてます。
どうやら、私が昨夜、ポチに何も言わずに旅館から出て行ったことが気にくわなかったみたい。
「俺は九条さんの犬じゃないんスか!?だから「ポチ」って呼ぶんスよね!」
『なんでそうなった。』
ポチが犬みたいな性格だからですけど。
何、「九条さんの犬」って。
「……違うんスか?」
『激しく違う。』
じゃあ何なんスか?、と聞いてきたポチ。
『友達、でしょ?』
「え……。」
私の言葉にポチは口をポカンと開けて唖然とする。