素直になれなくて


家に着くなり「ただいま」と言わずに、自分の部屋に行った。


バタン…!
勢いよく扉をしめた

そしてベッドに横たわる


何も考えられない…
頭が真っ白だ。


確かにすずが言っていたことは正しい…

だけど、あんな風に言わなくてもいいじゃん…



それから静かに、でも
たくさん泣いた。

夜ご飯も食べる気にはならなかった。


そして、ひっそりと眠りについた-…
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