素直になれなくて


『おっはよ☆……って、優菜どうしたの!?』

未希が勇斗を見る。


『わかんね…俺のせいかもしんねぇ…』

勇斗がボソっとつぶやいた。

『違うよっ…ヒック、勇斗のせいっ…なんかじゃ、なっ

…!!

『屋上いこ?』


一瞬なにがおきたのかとおもった。


未希が抱き締めてくれたんだ…

とてもとても暖かかった
とてもとても優しかった


未希は、泣きじゃくる優菜を優しく、強く抱き締めてくれた…

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