素直になれなくて


勇斗は、隣でぐっすりと
眠っている。



『稲森と……っ泉川!起きろっ!』

勇斗はむくっと体を起こした。

…寝癖、ついてる


そんなことが、つい可愛いなって思ってしまう


『…なんすか?』

『なんすかじゃないだろ!全く-…。まぁいい。日直は放課後に残れ!』

それだけ言って、先生は教室を出ていった


……てか!
今日、放課後残るの!?

はぁ~最悪じゃん!

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