素直になれなくて


『あんたさ、勇斗のなんなの!?』


は…?

『勇斗が優しいからって付きまとっちゃって…迷惑とか思わないの!?』



4人が近づいててきた。

『あんたブスのくせに、調子のってんじゃね-よ!』



―バチン


『痛っ!』

鈍い音が、なった。


じわじわと涙が滲んでくる。



『もう二度と勇斗と話すんじゃね-ぞ!』




―ドカッ


お腹を蹴られた。


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