fantasy・story


「おお、改めて宜しくな。
そーいやぁ、
ユウマは魔法が使えるだろ?
アカネは何か使えんのか?」


今、思い出したかのように翡翠が
聞いた。


シャネル(一人旅のハズが…
こんなに仲間ができて…)


シャネルがそんな事を思ってる最中、
無言が続いていた。


「……………。」



「シャネル〜、自己紹介しろよ?
黙ってねェで(黒笑)」



翡翠の笑顔が怖かった…。


「あ、あぁ…リーダーのシャネルだ。
言霊使いの女旅人だ。
よろしくな。」


やっと、シャネルが自己紹介した。


それを聞くや否やユウマが言った。


「自己紹介終わりましたね。
じゃあ、行きましょう♪」


ユウマの言葉を聞いたシャネルは、
賛同した。



「そうだな。では今から
エナータル街道に向かう。ここからの
道のりで2日だ。」


シャネルはそう言った。


エナータル街道は、フェノールタウンの先にある。


歩いていくと、結構かかるのだ。








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