続・彼の素顔は俺様ヤンキー☆
「あーあ…せっかく楽しかったのにね?」
やっと唇を解放してくれた優は、机の下から出ながらつまらなさそうに言った…
「なんも楽しくないよ!
すごくヒヤヒヤしたんたから…」
「俺は楽しかったけどね?」
そう言って、小さく笑う優は突然思い出したように話し出した
「…そういえば…今日何周年だか分かんないけど、記念に打ち上げ花火やるんだっけ?」
「…確かに先生がそんなこと言ってたかも」