NON STOP LOVE
「夢‥‥みたの」
ゆめ?そう問いかけながらゆっくり私の隣に座る。
「私がアリスで、直也がうさぎなの」
「ふはっ、俺がうさぎなの?」
コクンと頷いてまた話し始める。
「それでね、私が待って!って言っても直也はどんどん奥に走って行っちゃうの」
しゃべってたら涙出てきた。
「すっごく淋しくて、だけどどうしようもできなくて。」
直也、困ってるだろうな。
勝手に夢見て勝手に泣いて。
だけど、直也は優しく抱きしめてくれた。