NON STOP LOVE


「淋しい思いさせてごめんな?夢でも、現実でも」

「、えっ?」

「本当は夏芽が淋しがってるの知ってた。だけど仕方ないんだって言い聞かせてた」

「なおや‥‥」

「ごめんな?淋しかったろ?もうどこにも行かないから、いっぱい甘えていいよ?」

「、っなおやぁ!」




ぎゅーっと思いっきり抱きつくと、
直也もぎゅーって抱きしめてくれた。




「もう我慢しなくていいよ?言いたいこと全部言って?」



直也の胸でいっぱい泣いて、
泣き止んだころ直也が言ってくれた。


「んーん、もう大丈夫っ今のでいっーぱい愛もらった」


そう言ったら直也は、驚いた顔をして、
私の首に顔をうめた。


(可愛いすぎるだろ)


「あっ、でも淋し過ぎると死んじゃうかも」



そう言ったら、直也はふっと笑って私の耳元で呟いつキスをした。


「もう、淋しくないだろ?」

「‥‥っつ!」





白うさぎ
(それじゃあ夏芽がうさぎだな)
(うさぎは淋しいと死んじゃうらしいから)



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