途方もない恋
そんな密かな私の疑問に気づいたらしく
太一くんは首をかしげた
「あぁー、やっぱり全力疾走したら冷たいもの飲みたいだろうし。さらに面倒くさい敵もついてたみたいだから」
けれどすぐに私の疑問に気づき即座に答えてくれた
・・・が、太一くんキツそうな素振りひとつ見せなかったし
他人のことを話してるみたいに聞こえる
「まぁ予定変更ってとこかな?」
「は?」
楽しそうに笑い窓の外を輝かせた目で見ている
え・・・、誰か来るの?