Tiara ─生意気王子のお姫様？─

｢ああぁぁっ!!!!｣



｢うわっ。｣




いきなり大声を出したあたしに、そいつはびっくりしている。




｢ちっちこく！！行かなきゃっ！！｣






そうだよ！
あたし遅刻しそうだったんだよ！








あたしは急いで裏口へ向かおうとした。