Soft Luck ―ファンタが街にやってきた―





残暑の厳しい日中に比べて、夕方には肌寒さが感じられるようになった。



8月の終わり近くでふぁんたのボランティアは終了し、彼との生活もあと10日ほどとなった。



ふぁんたは相変わらず早起きして朝食を作り、わたしにお弁当を持たせ、夜は夕食を作って待っていた。


< 178 / 222 >

この作品をシェア

pagetop