デビュー、俺がてつだってやるよ
~麻嘉side~
なんだか盛り上がり過ぎて疲れちゃった…。

……。舞台の上の一弥君、かっこよかったなぁ…。

うちに気付いてくれたかなぁ…。

今から会いに行こうかな?

「まーかっ!」
「わっ!」

びっくりしたぁ…。
って…。

「未来!?あんたも来てたの!?」
「あったり前っしょ!ファンクラブの会員番号1番やで?」

凄い…。
未来、そんなにKANSAIが好きやったん!?

「麻嘉、どこいこうとしてたん?」
「えっ?ええええっとぉ…。かか、か帰ろうかなって思ってん…。」
「嘘やろ?出口あっちやで?」
「ああああ…。そ、そっか…。うち、よ、用事あるから、さ、先帰ってて…。」
「ふーん。じゃね。」←棒読み(笑)

未来…。突然やな…。

うち、このまま親友にさえ話さずにいれるかなぁ?
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