想い
病院に向かってる途中、走りながら願ってた。






美咲、死なないで!






家を出る前にお母さんに電話したら今すぐ行く!って言ってたけど、お母さんの仕事場は遠くて車でどんなにとばしても30分はかかる距離だった。








病院に着くと手術中のランプがまだついていて、5分位するとランプが消えて医者が出てきた。






「先生!美咲は?美咲は大丈夫なんですか???」






先生は私の言葉に渋い顔をした。
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