想い
1章

はじまり

平日の10時頃。学生は学校に言ってる時間帯。ほんとだったら私も“高校”という所に行っていた。









でも、訳あって中学2年の冬から学校に行ってない私には高校に行く事すらできなかった。





いや、“行ってない”んじゃない。“行けなかった”んだ。









家にいても暇な私はいつも適当な時間に適当な場所で散歩する。








私の唯一の癒しはこの愛犬の“モモ”だ。プードルで一目惚れした私にお母さんが買ってくれた。
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