想い
「まぁまぁ、とりあえず会えた事だし、恋嘩ちゃん。今から話し出来る?」






「はい。」






「じゃあ、一緒に車に乗ってくれる?」






「わかりました。あの、この子もいいですか?」







そう言ってモモを抱き上げると「い、犬っ!」という怯えた声が聞こえた。







それは金髪の人のものだった。犬、嫌いなんだろうか。
< 46 / 67 >

この作品をシェア

pagetop