想い
「なぁ、美咲。今から溜まり場行かねぇ??大翔さん達にも報告しねぇと。」








「うん。いいよ。」






笑顔でそう言うと公平は首輪を持っていない方の手を掴んで歩き出した。








15分くらい歩いた所にたまり場はあった。







ここは、多分倉庫かなんかだと思う。実際“私”がここに来たのは初めてだ。







「大翔さん達きっとビックリするな。」




そう笑う公平はいたずらっ子のようだ。
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