想い
「恋嘩ちゃん、前にも話したようにここに出入りしてると他の族から狙われる危険性も出てくるって言ったの、覚えてる?」






「うん。」






だから私は、すごく考えたんだ。みんなと仲間になった後、ここに出入りするのは危ないし、みんなに迷惑かかるかもしれないけどみんなと一緒にいたいって思う気持ちの方が大きかったから、私は倉庫に出入りしてる。










「だから、悪いんだけど、高校は俺達と一緒の所にしてほしいんだ。編入手続きは俺達でするから。恋嘩ちゃんは編入テスト受けてくれるだけでいいよ。」






「恋嘩、僕達と一緒の高校なの?!やったぁ♪」






夏が喜んでくれて私もホッとした。もしかしたらみんなは嫌なんじゃないか、って不安があったから。
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