御退散
こうして、頼光一行は屋敷を出て、「妖鬼一族」討伐の旅へと出発していたのであった。

と、1キロほど歩いたところで・・・


ツナ(渡辺綱):頼光様

頼光:なんだ!?ツナカン

ツナ:・・・なんなんですか。そのニックネームは・・・ふと思ったのですが、今、どこに向かっているのですか!?

頼光:なんだ!?お前話聞いてなかったのか!?「妖鬼一族」を退治に行くんだよ。コレだから顔の作りがちょっといいからって調子に乗ってるヤツは・・・。

ツナ:違いますっ!!だから、その妖鬼一族はどこにいるんですか!?と聞いてるんですっ!!

頼光:そりゃ・・・どこ!?(ガビーン!!)


頼光が金時に尋ねる


金時:え!?いや・・・。

季武:・・・。


し〜ん・・・。

4人に沈黙が訪れた


頼光:とりあえず、京の都に出没した鬼を捕まえて吐かせよう。

ツナ:そうですね。それが一番です。

頼光:ってことは、鬼が出るまですることないよな!?

金時:それはそうでごわすが・・・

頼光:んじゃ、一つ寄りたいとこがあんだよ

ツナ:いいですけど、もう夕方で日も暮れますよ

頼光:夕方だからいいんじゃない。

季武:???


こうして、一行は頼光に連れられるままに歩いていったのであった。
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