今日もアオゾラ、お元気ですか?

「何で・・・2年間付き合ってきたのに・・・」



「もう・・・いいんだ・・・春祐は・・・あたしなんて、どうでもいいんだよ・・・」



「そんなことない!!」



「智夏に・・・智夏に何がわかるのよ!!!!!! あたしは・・・ずっと春祐が好きなの!2年も付き合ってきたのに、浮気されたんだよ!?!? もしも今川くんが浮気されたらどうするの!? アンタはそれでも別れないって言うの!? アンタみたいな幸せ者にあたしの気持ちなんて知ってほしくない!!!」



・・・はじめてだった。



妃那がこんなに声をあげて言うなんて・・・



あたしは、その場に居られなくなって、別荘からでた。



「・・・っ・・・ヒック・・・うぅ~・・・」



さっきまであんなに楽しかったのに・・・



『アンタみたいな幸せ者にあたしの気持ちなんて知ってほしくない!!!』



あたし・・・妃那の気持ち知りたいよ・・・



「智夏?・・・んなとこで何してんの?」



「あ・・・慶悟・・・」



また慶悟を見て、泣く。



「え、ちょ、智夏!?」



「けいごー・・・あたしじゃ・・・っ・・・分かってあげられないの・・・かな・・・?」



「智夏・・・何があったかは聞かないけど・・・大丈夫だから」



「え・・・?」



「きっと、2人は幸せになる」
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