今日もアオゾラ、お元気ですか?
そのあと、あたしたちは別荘の近辺を散策した。
別荘に着いた頃には、もう日が暮れようとしていた。
「あぁ~、疲れた。1回、別荘に戻るか。ちょっと休憩」
「そうだね。足パンパンだし」
別荘にもどると、妃那たちはいなかった。
「妃那たちは?」
「あぁ。多分今すっごくいいところだと思うよ。俺らももう少ししたらそこに行くから」
「うん・・・」
いいところ・・・って何?
あっち系?・・・そっち系?
ま、いいや。
ピロリン...
「お、噂をすれば春祐からだ。・・・よし、俺らも行くぞ」
「ど、どこに!?」
「幸せの夕日が見れるところ!」
幸せの夕日?
「って何?」