今日もアオゾラ、お元気ですか?
「あは、かわいい・・・」





と言って、慶悟の髪の毛をクシャっとした。





・・・全く起きないじゃん。





ずっと看病してくれてたのかな。





だって、こんなことしても起きないなんて滅多にないもん。





「・・・・ん・・・智夏・・・・」





「え・・・?」





今・・・何て言った?





あ、あたしの名前言わなかった・・・っけ?





・・・っていうか、あの声・・・どこかで・・・・・。





「慶悟・・・もしかしてあなたは・・・・」






あの声の主・・・だったんだね。



< 30 / 171 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop