今日もアオゾラ、お元気ですか?
遅れちゃったかなぁ。





あたしは様子をうかがいながら、屋上の扉を開けた。





「慶悟っ!」





「ったく遅ぇよ!・・・な~んて冗談♪仕方ねぇよ、女子なんだから」





そう言ってあたしの髪の毛をクシャっとした。






そんなことしたら・・・あたし・・・





「智夏?・・・何かあったのか?さっきから様子が変だぞ?」





泣き出したあたしを見て言った。





目からは涙がポロポロ・・・。





「・・・聞いて・・・くれる?昨日あった・・こと・・・」





「・・・あぁ」





慶悟はあたしの手を握った。





あたしは手を握る力を少し強めて、話し出した。











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