今日もアオゾラ、お元気ですか?
楽しい時間はあっという間に過ぎる。





家の前で慶悟はあたしの耳元で言った。





〝女子とかに何か言われたら、俺に言えよ〟





何かを見透かされた気がした。





でもさすがに今回だけは言えなくて。





あたしは慶悟に安心させようと何もないように言った。





〝うん、頼りにしてるから。ありがとね、慶悟〟





顔を離すと、慶悟が赤くなっている気がした。





んな顔したらあたしも赤くなるじゃん。





「ほら、入ろ」





「うん」





あたしは慶悟に言われて家へと入っていった。







後ろに人がいるだなんて気づかずに・・・・・
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