今日もアオゾラ、お元気ですか?
「いつから待ってたの?先に帰ってもよかったのに」






なんて言ってるあたしだけど、ホントはすっごく嬉しい。





まさか、待ってるなんて、思わないもんね。






すると、慶悟はまじめな顔をして言った。







「智夏が1人でいるときにまたあぁなるの、ヤだから」







『あぁなるの』?




「え・・・それって、さっきの事?・・・見てたの?」







「俺、サイテーだよ。智夏の事、見て見ぬフリした。そのクセ、こんな事言ってんの。ハハっ、マジ、サイテーだよな・・・」




慶悟は嘲笑気味に笑う。






そんな事ないのに。



「・・・そんな事ないよ。あたし、慶悟のさっきの言葉、嬉しかった。あたしの解釈がもし違ったとしても、嬉しかったよ。だから、もう自分の事責めないで?」




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