今日もアオゾラ、お元気ですか?
「智夏、俺のこと好き?」




慶悟が切ない声で聞いてきた。



好きって言うか、嫌いって言うか・・・。




何自分悩んでるの?



正直に好きって言えばいいのに。



言えばいいのに・・・




「・・・嫌い」




もう後には戻れない。


言ってしまったものはしょうがない・・・




「ウソつくな」



返ってきた答えは意外な答えだった。



「ついてなんか・・・」





すると突然部屋の扉が開いた。



「俺は正直、智夏も俺のこと好きなんじゃねぇかなって思ってる。前智夏が俺ん家出たとき、俺が智夏に好きだって言ったろ?あのあと智夏は『ありがとう』って言ってくれたのが嬉しくて。好きなんじゃねぇかって思ってんの」




そんな事思ってたんだ。



すごい、図星だよ。




さすが、慶悟だね。
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