今日もアオゾラ、お元気ですか?
「こいつの服全部はぎ取ったれ。写真ばらまいたるから。覚悟せぇよ?」




耳をふさごうにも、両手が掴まれてるから出来ない。




人生初、死ぬかもって思った。





「何してんだよ!!!」



「慶悟くん!?」



「西沢、どういう事?」



慶悟の声は今まで以上に低くて、ドスが利いていた。




「やって、慶悟くんがこんなヤツと歩いてるから!!」



「こんなヤツ?お前、智夏のこと侮辱したらどうなるか分かってんの?」




「・・・うっさいわ!!みんな行くで」




彼女たちは足早に出て行った。




「慶悟・・・何で来たの?」



「心配だったから。とりあえず、服着て。目のやり場に困る」



「え、あぁ、ごめん・・・」




・・・あたし、この空気、無理。



いかにも重苦しい感じがする。
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