今日もアオゾラ、お元気ですか?
返事はすぐに返ってきた。




『土曜日、隣の県の遊園地行かね?』





これ、世間で言う・・・デートってヤツですか?







もちろん、もちろん




『喜んで( ≧▽≦)/ハイッ』






行くに決まってる!!







「智夏、その様子は・・・ただ事じゃないね??」




あたしの様子を見たのか、妃那がニヤニヤしいながら聞く。



「根拠ないじゃん」



あたしは普通を装ったはずなんだけど。





「キミの真っ赤な顔見てりゃすぐ分かった。ウソ、下手だね」





妃那は真顔で言った。




この人、絶対ウソバレないだろうな。




あたしは確信した。
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