料理店


叫び声に振り返ると、浩二の腕が捕まれていた。

「嫌だ、嫌だぁ!!やめてよ離してー!!!!」
「浩二!」


小夜が、必死に手を伸ばす。

浩二も、必死にそれにすがる。



「お姉ちゃあん!!」
「浩二!!」


もう少し、もう少し……!


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