料理店


ズッズズ……

返事をする前にもう、蕎麦に手をつけてしまっていた。

さらに、いつの間にか来ていた大和撫子が、小夜のうどんを見つめている。


いや――――睨んでいる。

それほどに強い眼光なのだ。


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