Beriy
「おじゃましますー」

来たな

「美憂ー。玲奈来たわよ」

「こっちにこさせて」
「いまいくね!」

ガチャン

「ミユー!!!!会いたかったよ!」

「ミユもだよ!」

「てか、話したい事は?」
「長くなるよ」

そして玲奈にはすべて
打ち明けた

「も、も、もうアタシ許せないんだけど」

「いいよ…玲奈まで関わんなくても」

バシッ

「いった」
「一人で抱え込まないでよ」

「アタシいるんだよ?頼ってよ?ミユ!アタシその奈美って奴ら許せない」

ありがとう…
涙でちゃうよやっぱ

「ありがとう。ミユ、玲奈いなきゃやってらんないかも…」

「ミユはそれほど弱いんだね」

「ミユ!んなこと言うな.アタシがミユを守る」

「玲奈っ。」
「なかないでよぉ.アタシまで泣いちゃうよ…」

久しぶりにナイタ
玲奈の暖かさに
玲奈の強さに
包まれながら

玲奈。

「ミユ。そいえば中学一緒だ!地域が一緒だから」
「マジ?やったじゃん」
「アタシ守り抜くね!!」

「ありがとう」

そのときは心づよかった
中学入学数ヶ月後
ミユは玲奈を裏切るように 不良の道へと

走った

まさかあのミユが
中学の頭になるなんて

奈美達も知るよしもなかった
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