Beriy
ミユにはもう、
どうだってよくなっていった。

あと3日ばかりの
小学生活。

そんなのどうだっていい。

「佐野。作文は?」
「忘れた」
「ったく佐野は。だらしないな!!!」
「はい」
「はいじゃない」
「じゃ、なんていえばいいんすか?」
「…」
「なんとかこんとかいって結局は君たち大人がだらしないんですよ先生。と言うことで作文は中休み書きますから」

ミユは間違った事いってないよね先生。

自覚しなよ_

全く。

「つばさをください」

卒業songだ。

なんなら自由をください
の方がいいんだけど

いま富とか名誉じゃないし。

くだらん

中休み_


「なにしてんのミユ」
見たらわかるじゃん

「作文」

「間抜けだから忘れるんだよー!!わかりなよ?学校の事も出来ないとかさー幼稚じゃん?アハハ」

はいはい間抜けですよ

幼稚?

君たちの方がよっぽど
幼稚じゃありません?


「ごめん。集中できない。あっちいってくんない?」

腹立つ マジうざい
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