偽恋愛=ギレンアイ=
『ダメダメ!!こんな事考えんな!!幹!』
自分の頭を左右に振って考えている事を振り払う。



ピーンポーン

家のチャイムがなった。


こんな朝早くに誰だろう??
セールスかな…。
ぅゎ、うざッ。


『お母さん!!誰か来たよ!!』
となりの部屋からお母さんの声が聞こえる。
「めんどくさいからみっちゃんが出て!」
めんどくさいってなんだよ。。

『こっちだってめんどくさいよ!!』
そんな捨て台詞を部屋に残して
あたしは荒く階段を降りた。



ガチャ


『は……』
はいを言おうとしたところで声が止まった。



そこにいたのは








――洸。
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