偽恋愛=ギレンアイ=
+* 陸 *+
「稲葉ー。入れ。」
『あい~』
今は、転校生の紹介や。
ま、転校生と言うのはこの俺なんやけどね。
俺はある人物を探す。
あたりを見渡せば、すぐに分かる、洸の姿…。
『ぉった。ぉった。』
「じゃぁ、稲葉。紹介してくれるか?」
『稲葉 陸やで☆えっと、昔は大阪からここに越してきてしばらくは住んでました~☆
すぐに北海道に行ってしもたんやけどね。ちなみに言うとくけど、林 洸は親友やで☆』
「やっばい。かっこいいー。」
どっからか、そんな声が聞こえた。
そやけど俺はそんな事を言われんのが嫌いや。
せやから女嫌いになった。
冷たく接してればよってこないと思えば、それをクールやとか思いやがる。
無視してればいい。
そうしたら、男もケチつけんやろ。
『せやっ。なぁせんせー。俺、好きなとこ行っていいやろか?』
「空いてる席ならどこでもいいぞ。」
途端に女が騒ぎ出した。
ぁぁ、うっさいな。
「あ、ちょっと待ってよ!せんせー質問は!?」
「あるのか?めんどくさいあ。たくっ。さっさとおわらせろ。」
「えっと~。好きな人いますかぁ??」
…はぁ。うざい。これはいないと言うべきやろか?
でもいるといった方がくっつかんかも知れんし…
『…おるよ。』
洸と眼があった。
洸はくちぱくで「うそつけー。どうせ女うざいからだろ?」
って言ってる。ビンゴやで!洸。その返事の代わりににやっと笑う。
「稲葉ー。入れ。」
『あい~』
今は、転校生の紹介や。
ま、転校生と言うのはこの俺なんやけどね。
俺はある人物を探す。
あたりを見渡せば、すぐに分かる、洸の姿…。
『ぉった。ぉった。』
「じゃぁ、稲葉。紹介してくれるか?」
『稲葉 陸やで☆えっと、昔は大阪からここに越してきてしばらくは住んでました~☆
すぐに北海道に行ってしもたんやけどね。ちなみに言うとくけど、林 洸は親友やで☆』
「やっばい。かっこいいー。」
どっからか、そんな声が聞こえた。
そやけど俺はそんな事を言われんのが嫌いや。
せやから女嫌いになった。
冷たく接してればよってこないと思えば、それをクールやとか思いやがる。
無視してればいい。
そうしたら、男もケチつけんやろ。
『せやっ。なぁせんせー。俺、好きなとこ行っていいやろか?』
「空いてる席ならどこでもいいぞ。」
途端に女が騒ぎ出した。
ぁぁ、うっさいな。
「あ、ちょっと待ってよ!せんせー質問は!?」
「あるのか?めんどくさいあ。たくっ。さっさとおわらせろ。」
「えっと~。好きな人いますかぁ??」
…はぁ。うざい。これはいないと言うべきやろか?
でもいるといった方がくっつかんかも知れんし…
『…おるよ。』
洸と眼があった。
洸はくちぱくで「うそつけー。どうせ女うざいからだろ?」
って言ってる。ビンゴやで!洸。その返事の代わりににやっと笑う。