偽恋愛=ギレンアイ=

本当の事

+*陸*+
『あ、そうや!大丈夫なんやろか?
あんたらは付き合っとるのに、俺が入り込んでしもたら、二股にならんか?』
そうやん!!幹、大丈夫なんやろか?
「「あっ!」」
2人も今気付いたようで、しもた!ってゆう顔をしていますわ。
『ん~、そうやね…。よし!俺に任せてや。今日のお礼や!!』
「いや、でも…」
幹が迷惑かけまいと、あたふたと否定してはるわ。
いや、カワエエな~。
「いいじゃん。幹、任せてみたら?」
そうやで!幹!
「あ…うん」



―――次の日。

ああ~!
イザとなりよったらやっぱりうるさいし、ウザイわ!!!
たくっ。周りの女共、幹を見習えや!

「ねぇ、稲葉君、ホントに幹と付き合ってるの?」
・・・何回目や、その質問。
てかその前に、お前誰や。
『あ~。昔な』
「やった~!!ねね、狙っていい?」

・・・普通こんなこと言ってくるか?
こうゆう女って大抵、自分に自信めっちゃあんねんな~。
『無理。ウザいから、消えてーや』
「…ふんっ」
そう言って女は去ってった。
かっわいくね~!!!!
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