甘い恋は突然に
『なんすか??』

「なにが?」


『なんで近づいてんの?』

「顔見たいから」


そう言った瞬間
そいつの顔が徐々に赤くなってきた。

可愛い奴。

もっといじめたくなるな。

こいつに触れようと手を伸ばしたとき


「ゆ―いっ。遅れてごめえん混んでて…ってお邪魔だった?笑」

ある意味でタイミング良いな。
ちょっと残念だけど
とりあえず今は我慢しておこう。


「別に」

「もう知ってるかもだけど、この子が櫻井唯ちゃんね。
 今日からうちらの仲間。」
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