カモミールに恋して
夏花side


「でさ〜…」


あれから あたしと連夜くんは

ずいぶん仲良くなった

連夜くんは面白い話ばかりしてくれて

あたしは退屈しない


連夜くんが

どこで あたしの声のことを

聞いたのかは知らないけど


優しくしてくれるのが

嬉しかった―――


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