人間の身体と夢は反比例である。


『ねぇ〜!有!聞いてよ!秀くんがまたドラマやるんだって〜楽しみだね♪』

「マジで!?超楽しみー!絶対見なきゃ!」


秀くんとは
先日あたしがその場しのぎ好きと言った俳優さんだ。

秀くんは同級生のみならず、大人気だった。

だから皆は『秀くん秀くん』と騒いでいた。

あたしも皆に紛れて秀くんファンとして騒いでいた。


そして目立たないようにそれなりの秀くんについては調べて
秀くんファンとして学年では有名になった。


本当の想いを秘めたまま……
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