素直になれなくて


「あんた達〜。
もっと、真面目に挨拶しなさいよ〜。」

「その言葉、そのまま
なっチャンに返すわ!」


「うッ…。
いいツッコミね!
直は、いいツッコミ人になりそうね!」

「別になりたくないよ!」


「「アハハハハッ!」」

いつも、このクラスは
こんな感じだ。

一番、楽しそうなクラス
No.1だ。(中学校新聞にて)



すると、いきなり
なっチャンが、他の話題を
切り出した。

「ひかる〜。あんた、ませてんね〜」

「何が〜?今日、」
遅刻してないぢゃ〜ん。」

なっチャンが首を横に振りながら

「チッチッ。遅刻じゃないのよ〜。
今日、一緒に来た人って誰かなぁ〜?」


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