幸せクローバー



朝―――


俺が起きた時には、柚奈がベットにいなかった。



「おばさん、おはようございます。あの…柚奈は?」



「あ、こうちゃん、おはよ~。柚奈なら、先に出ていったわよ」



先にいくなら、一言言ってから、行けよ。




学校に行くとき、チャリが軽い気がした。



やっぱり、柚奈がいないだけで結構、チャリの重さが違った。




アイツ、太ったんだな~








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