幸せクローバー


「キミ、大丈夫?」


大学生くらいの男が話しかけてきた。



「あ、大丈夫です。すみません…なんか…」


「大丈夫なら、何でそんなに泣いてるの?」


「え…」


「近くに喫茶店があるから、そこに行こう。そこで話聞くから」



こんなに知らない人にトコトコとついていってはいけないと思うけど…


この人なら、安心できた。






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