私をあなたの恋人にしてください。
「おーっ久しぶりだねー」
「おー舞(マイ)久しぶりだなー」
2階から降りて来たのは、あたしのお姉ちゃん
柊 舞(ヒイラギ マイ)(18)
凌のお兄ちゃん、和哉と同い年だ。
「部屋2階だから、荷物持っておいでー」
「んーラジャー」
舞は和哉と佳那ちゃんを連れて2階にいった。
あたしは2階に行こうとする凌を引き止めた。
「おかえり」
「ただいま」
「帰ってくんの遅すぎ」
「ごめん。待った?」
「待ちくたびれたよっ‼3年待ったんだから…」
「ごめん。こっちも大変だったんだよ…」
「ごめん…わかってるよ…。
でも、すごく待ったの。すごく、会いたかったの…」