with 2人の居候
ガチャ・・・・・・。
私は運命の扉を開いた。
「あ、古橋さん?」
・・・・・・?
若い・・・・・・、私と同じぐらいの男の人。
ふわふわした丸め込まれそうなオーラを放っている。
「古橋ですけど・・・・・・」
「あってるね。よかった」
男の人は安心したように肩をおろした。
「あの・・・・・・、すみませんが」
勝手に納得しているところ申し訳ないけど、
私にはまだ謎が・・・・・・。
「どちらさまですか?」
私がそういうと一瞬きょとんとして
ボサボサの髪(多分これはセットしてあると思われる)を
さらにグシャとした。
「今日からお世話になります。片桐です・・・・・・」
お世話?
もしや・・・・・・、
社長息子ッ?!?!