with 2人の居候
「以上がP.P.の大まかな流れです。
分からないことがあったら、担当の先生に聞いてください」
最後にキメポーズのように輝くような笑顔をした。
咲斗さんの周りだけ空気が変わっている。
そんな咲斗さんを、さすがの蓮見君でさえも食い入るように見つめていた。
「はぁい。ありがとぉ♪片桐くん」
甘い声で百合丘先生がいうと、咲斗さんはさらに笑顔を振りまいた。
こっち側にいる、P.P.出場者全員分のキラキラのオーラ以上のものを咲斗さんは一人で振りまいている。
「すご・・・・・・」
心で思っていたことが口から言葉となってでた。
「じゃあ、打ち合わせは以上でぇす♪
また呼び出しするから、よろしくねぇ~」
甘い声で百合丘先生はそういうと全員を立たせた。
咲斗さんは百合丘先生の隣に立った。
「終わりまぁす♪」
「「「「ありがとうございました」」」」
頭だけ下げる。