with 2人の居候




こんな女の子らしい鈴子を見ることは滅多にない・・・・・・。


咲斗さんの魔法はとてつもないほどかかるらしい・・・・・・。



「もういいでしょ。すず、音楽でしょ。行こう?」



私は二人を無視するように鈴子に言いながら調理室を出る。




「あ、うん。・・・・・・では・・・・・・!」



名残惜しそうに鈴子は二人に・・・・・・、

というか咲斗さんにそう言うと、私のところまで小走りできた。




「あー楽しかったぁ♪」


ずっとご機嫌な鈴子を見ていると幸せな気持ちになってしまう。




「可愛いって言われちゃった!」



「よかったね」



笑いながらいってくるから、私も満面の笑みで鈴子に返した。



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