ねこみみっ!
鈴「―と言うわけなんだけど…。」

遥香「へぇ。可愛らしい耳じゃない。」

鈴「えっ!遥香姉ちゃん…その、びっくりしないの!?」

遥香「びっくりしたわよ。でもびっくりしてるだけじゃ何も始まらないじゃない。」

翼「あー 確かに?それだけじゃ何にも始まんねーよなー。」

鈴「ちょっと!翼兄ちゃんはいつまで私の(?)耳触ってるわけ?」

そう!さっきからずっと馬鹿兄貴は私の(?)猫耳をいじってる。


翼「いーじゃねーか。減るもんじゃないし。めったにこんな代物触れねーぞ。」

鈴「そんなのそこら辺の野良猫でも捕まえて触ればいいじゃない。」


翼「鈴のがいいんだよ☆」



鈴「うっ……キモッ!!」

翼「なっ!キモいだと!?お前…実の兄になんてこと言いやがる!!」

鈴「正直な感想だよ。馬鹿兄貴☆」

翼「ひっでぇ!おい月希!!俺はきもくねーよな?」

月希「えっ?」

月希君にふるなよ…。
月希君困ってるじゃん……。



月希「…翼さん。」

翼「おうっ!」



月希「あなたは変態だ。」

翼「なっ!?」

月希「あなたは変態です。」

翼「二回も言うなぁっ傷つくだろーが!」


おぉ…結構ズバッと言ったなぁ。
見てて面白いな。

でも本当に翼兄ちゃんの変態ぶりには困るよ…。

私だけならまだしも、私の友達の佳奈-カナ-ちゃんにもちょっかいをだすからなぁ。


そうだ!

佳奈ちゃんにもこの耳の事相談してみよ。
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