イトーヨーカ堂(仮)



プルルルル・・・・・・
プルルルル・・・・・・


出ない………………


こんな時に限って

勇は出てくんない……。



プルルルル・・・・・・・・
プルルルル・・・・・・・・



最後くらい会って話したかったな…




只今留守にしております……
ご用件がお在りの方は、ピーと鳴りましたら伝言をどうぞ……




受話器を耳から離そうとしたら




『もしもし!?
ごめん電話出れなくて。
どうした~?』


と勇の声。


その温かい声を聞いたら、
なんだか安心出来た。




「うん。
今日.遊べる?」




『お…おぉ?
珍しいな~!オッケ!
んじゃいつもの公園で!』




「うん。じゃあね」





< 22 / 22 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

伝えたい

総文字数/5,583

詩・短歌・俳句・川柳14ページ

表紙を見る
大丈夫

総文字数/1,501

恋愛(キケン・ダーク)14ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop