あの日…
ぽつり…
ぽつり…と静かに空から雫がおちる。

あの日もう少しだけ…自分が強かったら…あの人は失なわずに…今も一緒に笑えてたのかなぁ…


そんなことを思いながら…この薄汚い都会のなかを歩く…コンビニでかったビニール傘は私を都会の窓にビニール越しに写す…


そんな私の横メイクを綺麗にした3人組の女子高校生が通りすぎる…
(見て!あの子足細っ)
(マジじゃん!拒食症じゃネ??)
(薬やってんじゃん??)3人組が笑いながら通りすぎてゆく…


ガッΣ
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